少数民族チアチア族に韓国語を使わせる“ハングル輸出事業”、その無責任な実態とは

Pocket
LINEで送る

「ハングルが文字を持たない言語の“新しい文字”になっている」

2009年の「ハングルの日」(10月9日)のイベントで、当時の李明博大統領が語った言葉だ。彼はその場で、「世界各国でハングルを習おうとする人たちがハングルを容易く学べて世界に広く伝えられるように、世宗学堂を拡大設置していく」とも話した。

世宗学堂とは、世界中に設置されている韓国語の教育機関のこと。ハングルを創製した朝鮮王朝第4代王・世宗(セジョン)の名がつけられた世宗学堂は、文化体育観光部(「部」は日本の「省」に該当)とその傘下機関・世宗学堂財団が運営している。

要するに、国を上げて“ハングル輸出事業”に乗り出したということだろう。

インドネシアの少数民族が受けた悲劇

実際にハングルを表記文字として採用したのは、インドネシアの少数民族チアチア族だ。