容赦なき抹殺批判乗り越え中国で再起したホン・ミョンボ。決断を後押した元日本代表監督とは?

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韓国サッカー界の“永遠のキャプテン”と呼ばれてきたホン・ミョンボ。監督としても2012年ロンドン五輪で韓国に史上初の銅メダルをもたらすなど、順風満帆だった。

だが、満を持して挑んだ2014年ブラジルW杯では、12年ぶりに1勝もできずグループリーグ敗退。それでもKFAは、「準備期間が1年しかなく、契約期間を遵守し、来年のアジアカップで奮起を期待したい」として、辞意を固めつつあったホン・ミョンボ監督の再信任を決めたが、世論はそれを許さなかった。

ネットのアンケートでは85%が「辞任が正しい」とし、メディアはホン・ミョンボ監督が大会前に土地を購入していたことや、ベルギー戦後に選手団が食事会やイグアスの滝を観光していたことを糾弾。猛烈な非難に晒されたことでホン監督はついに辞任し、後ろ盾だったホ・ジョンム副会長も自ら退いた。

Jリーグからも誘いもあったが中国を選んだ理由

現役時代から絶大なカリマスを誇った国民的英雄が、私生活まで誹謗中傷される有様は惨く哀れであったし、一度の失敗だけでかつての英雄を容赦なく抹殺してしまう韓国世論の恐ろしさが浮き彫りになった辞任劇だった。