文在寅大統領が表紙を飾った米国「タイム誌」がバカ売れ中!! その表紙に隠された秘密とは?

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文在寅大統領の就任から1週間が過ぎた今、韓国では大統領の人気が過熱している。

紙コップのコーヒーを持って参謀たちと青瓦台を散歩したことが記事になったり、大統領への批判コメントをニュースで紹介した美人キャスターが叩かれたりと、国中が新大統領の話題で持ちきりだ。

そんな「文在寅フィーバー」を語る上で欠かせないのが、彼が表紙を飾った米国のタイム誌(アジア版)だろう。韓国人としては15人目の表紙モデルになった文在寅は、「THE NEGOTIATOR(交渉家)」という見出しで5月6日発売号に登場。「文在寅は金正恩と交渉できる韓国のリーダーになろうとする」などと紹介された。

大統領当選後、同雑誌は売り切れが続出。自叙伝『文在寅の運命』と共に「大統領グッズ」と呼ばれ、オンライン書店Yes24では予約販売開始4時間で1万部が売り切れる珍記録も達成した。

朴槿恵は「独裁者の娘」

韓国の大統領がタイム誌の表紙を飾ることは珍しくない。

2012年12月には、大統領選を控えた朴槿恵・前大統領が「THE STRONGMAN’S DAUGHTER(独裁者の娘)」という見出しで表紙を飾り、「韓国初の女性大統領としての歴史を目指す朴槿恵。しかし、彼女は論争の多い父親の過去を乗り越えられるか」と紹介された。

当時、朴槿恵支持者と反対派の間では「STRONGMAN」の解釈をめぐって議論が巻き起こったが、タイムのオンライン版では明確に“独裁者”の意味を持つ「DICTATOR」に変わっていたことが話題になった。

その“独裁者”こと故朴正煕・元大統領は、1975年6月に表紙モデルになっている。

見出しは「KOREA: NEW DANGERS(韓国の新しい危険)」。維新独裁体制に反対する民主勢力が、大規模な運動を展開する時代だった。

2回も表紙を飾った人もいる。全斗煥・元大統領だ。1984年9月には「Land of the “Can Do” sprit(“やればできる”という精神の国)」、1987年6月には「KOREA’S CRISIS(韓国の危機)」という見出で登場している。ただ、2回とも写真ではなく肖像画とイラストであることが面白い。

文在寅大統領の“戦友”であり“師匠”ともいえる故盧武鉉・元大統領は、2003年に「Hello, Mr.Roh」という見出しで表紙を飾った。

TIME表紙には秘密が隠されている!?

ところで、このタイム誌の表紙について、韓国のネット民から興味深い意見が寄せられている。雑誌の名前である「TIME」の文字が表紙モデルの後ろに隠されている場合、その人物は「時代に逆行する存在」を意味するというのだ。

その代表例として挙がったのが、米国のトランプ大統領、ロシアのプーチン大統領、北朝鮮の金正恩党委員長。皮肉なことに朴槿恵・前大統領もそうだ。

もちろんすべては偶然の一致に過ぎない。ただ、このような話が広がること自体、文在寅大統領に対する期待がそれだけ大きいということにもなるだろう。

韓国社会に活気を取り戻してくれたこの文在寅フィーバーはいつまで続くか。今後の動向をぜひ見守りたい。

(文=S-KOREA編集部)