日本で生まれ育った元北朝鮮代表・李漢宰が語る「日朝戦の重み」と「問題提議」

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(撮影=ピッチコミュニケーションズ)

EAFF E-1サッカー選手権が、12月8~16日に日本で開催される。前回大会まで東アジアカップという名称で行われていた、東アジア王者を決する大会だ。

男子は日本、韓国、中国、北朝鮮の4カ国で争われるが、注目したいのは、日本が初戦で当たる北朝鮮代表だ。

1966年W杯でイタリアを相手に大金星を挙げ、アジア勢としては初のベスト8進出を成し遂げた東アジアの古豪。ロシアW杯アジア予選は2次予選で敗退したものの、昨年には25年ぶりに元ノルウェー代表のヨハン・アンデルセン監督を招聘しており、実力は未知数だ。在日Jリーガーたちも多く招集されている。

(参考記事:25年ぶりの決断! 北朝鮮代表はなぜ外国人監督を招聘したのか? )

しかも、両国の間では政治的な緊張感もいつにも増して高まっている。これまでの日朝戦がそうであったように、国交のない両国の対決が、単なるスポーツの試合という枠に収まらないほどに関心を集めることは間違いないだろう。

05年のW杯アジア最終予選と重なる状況

そんな北朝鮮代表の一員として、かつて日本代表と対決したことのあるJリーガーがいる。FC町田ゼルビアで主将を務める李漢宰(リ・ハンジェ)だ。