本当の歴史を知れば10倍ドラマがおもしろくなる!? 韓国時代劇『六龍が飛ぶ』の場合

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朝鮮王朝時代の最も優れた王とされている第4代王・世宗(セジョン)の父親に当たる人物。ハングルの創製者としても知られている世宗は現代の韓国でも尊敬されている王で、1万ウォン札の肖像画にもなっている。

(参考記事:世宗が創製した訓民正音は王も愛用していた!! 歴代王が残したハングルの筆跡

そんな世宗の父イ・バンウォンも、数多くの韓国時代劇に登場してきた有名人物で、権力を得るために手段を選ばない野心家というキャラクターで描かれることが多かった。

史実においても、イ・バンウォンは野心家といえるだろう。イ・ソンゲの五男として生まれた彼は、父とともに高麗の旧勢力を倒す大きな役割を果たしている。しかし、彼が王位継承者として指名されることはなかった。

10人以上の側室を抱えた野心家

その不満は「王子の乱」(1398年)として爆発しており、イ・バンウォンは王位継承者であった異母兄弟を殺害している。