平昌五輪に「芸術団、美女軍団、アイスホッケー南北合同チーム」は本当に必要なのか

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(写真提供=SPORTS KOREA)北朝鮮の「美女軍団」
1月9日に電撃的に行われた南北閣僚級会談。北朝鮮側は、高官や選手、応援団、芸術団、テコンドー演技団、記者団などを平昌五輪に派遣することを表明し、韓国側もそれを歓迎した。

以降、北朝鮮の平昌五輪参加を巡ってさまざまなニュースが連日のように報じられている。

1月15日には板門店で北朝鮮芸術団の派遣をめぐる実務協議が行われ、北朝鮮の三池淵弦楽団がソウルや江陵で公演することで合意したという。

日本でも関心が高い美女応援団

それを受けて日本でも、北朝鮮芸術団の解説や“美女軍団”とされる北朝鮮応援団の素性などが、テレビのワイドショーなどで大きく取り上げられている。

(参考記事:過去にはドタキャン、乱闘事件にボイコットも…北朝鮮の美女軍団は平昌に来るのか?

それだけ日本でも関心が高い証拠だと思うが、文化交流や応援合戦が平昌五輪のメインテーマではないだろう。平昌五輪は“スポーツの祭典”であるはずだ。

そのスポーツの話題よりもまず先に、芸術団や美女軍団、さらにはそこに関与する女性たちは「金正恩委員長と浅からぬ関係にある」といった類の報道が目立つ状況に、少なからず違和感を抱かずにはいられない。

北朝鮮や金正恩委員長に対する見方に日本と韓国では若干の違いがあるものの、オリンピックなのにスポーツが脇役に追いやられてはいないだろうか。

スポーツの現場を無視する韓国政府

何よりも理解に苦しむのは、スポーツの現場を無視した韓国政府の提案だ。