日韓“女子高生対決”も。韓国がショートトラック大国となった本当の理由

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(写真提供=SPORTS KOREA)
現地では、膨大な練習量や体系的な選手管理システム、優秀なコーチ陣の指導など、様々な理由が挙げられているが、特筆すべきは国内の競争の激しさだろう。

前出のスポーツ紙記者も言っていた。

「国内の練習環境が整っていることもあって、韓国ではショートトラックの人気が高いんです。“スケートといえばショートトラック”という認識があるぐらいですよ。だから選手数も多くなり、自然と激しい競争の中に身を置くことになって、実力も高まる。そんな好循環があるんです」

実際、韓国のショートトラック選手数は多い。

大韓体育会によれば、昨年度の登録選手数は563人(男子351人、女子212人)。スキージャンプ(18人)やスノーボード(171人)など雪上競技をはかるに凌ぐ選手数を誇り、スピードスケート(404人)とも150人以上の差が付いている。

ちなみに、スケート競技で最も選手数が多いのはフィギュアスケートの648人だが、男子フィギュア選手はわずか44人と男女比率も偏っており、競技を断念する選手も少なくない。

逆に韓国ショートトラック界では、競争の激しさゆえ、代表入りが叶わず、外国に国籍を変更する選手も珍しくないほどだ。

(参考記事:「かわいすぎませんか」との話題も。国籍を“韓国”に変更して平昌五輪に挑む選手たち

そんな過酷な競争を勝ち抜いた選手たちばかりだけに、韓国は今大会もショートトラックに大きな期待を寄せている。前出のスポーツ新聞編集局長も言っていた。