イ・ボミと名物コーチの二人三脚物語/運命の出会い

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昨季の日本女子ゴルフツアー賞金王に輝き、日本でもバツグンの人気と実力を誇るイ・ボミには、絶大的な信頼を寄せるひとりのコーチがいる。

名前はチョ・ボムス。イ・ボミが高校3年生の頃から師事しており、現在でもイ・ボミ専属コーチを務める人物だ。言わばプロゴルファー、イ・ボミの礎を築いた人物であり、彼女を頂点に押し上げた名伯楽である。

そんなチョ・ボムスとイ・ボミはどのようにして出会い、何を鍛え、これから何を目指していこうとしているのだろうか。イ・ボミと名物コーチが二人三脚で歩んできた“ゴルフ道”を5回に分けて紹介していきたい。

第1回はチョ・ボムスとイ・ボミの運命的な出会いを紹介しよう。

韓国代表を6年務め、日本ツアーにも参戦経験があり

1955年に生まれで今年で63歳となるチョ・ボムスがゴルフを始めたのは、中学生のときだったという。1970年代初頭のことで、プロゴルファーだった叔父の影響を受けてクラブを握ったそうだ。

韓国では1958年に国内初のプロゴルフ大会である「韓国オープン」が創設され、1968年には韓国プロゴルフ協会が設立。その年からプロテストも始まった。まさに韓国ゴルフ黎明期にゴルフを始めたわけだ。

高校生になると本格的にレッスンを受け、やがて韓国代表に。韓国代表選手を務めた6年間は、さまざまなオープン大会でベストアマに輝き、世界アマチュア選手権にも出場。

目標としていた1986年ソウル・アジア大会には大会直前に最終エントリーに漏れて出場できなかったが、その年にはプロ転向し、国内メジャー大会の「韓国オープン」で3位に入るなどの実績も残している。

「実はプロ時代にね…」

イ・ボミの第一印象と知られざるエピソード

チョ・ボムスコーチはプロ時代の意外なエピソードも教えてくれた。