“最高の関係”からドロ沼の対立も。「師匠の日」を迎えた韓国スポーツの師弟関係とは?

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韓国で昨日5月15日は、“ススン(師匠)の日”といわれている。

公休日ではないが、学生時代に教えを受けた教師や、社会人生活でお世話になった恩師に感謝を込めて謝恩行事を行ったり、同窓生が集って昔の恩師や師匠を招き、“恩師の夜”などを開催してカーネーションなどのプレゼントを贈ったりする。

長幼の序を重んじる儒教の教えが生活宗教として社会に深く浸透し、年配の人から受けた恩義を大切にする韓国らしい記念日であり、特にスポーツの世界では「監督と選手」が“師匠と弟子”の関係で語られることが多い。

例えば女子ゴルフの世界では、チョン・インジとパク・ウォンコーチの師弟関係が有名だ。

(写真提供=SPORTS KOREA)チョン・インジ
パク・ウォンコーチはプロゴルフファー出身ではないが、技術面だけではなく心理面もサポートする指導法で、チョン・インジを日米韓メジャー大会制覇へと導いた。

チョン・インジの原点と勝負強いメンタルの秘訣

サッカーの世界では、韓国代表のエースで現在はイングランド・プレミアリーグのトッテナムで活躍するソン・フンミンの“師弟関係”がユニークである。

(写真提供=SPORTS KOREA)ソン・フンミン
何しろソン・フンミンは小学校から中学までサッカー部やクラブチームでプレーした経験がなく、プロサッカー選手だった父親のソン・ウォンジョン氏から個人レッスンを受けながら育った。その教え方も独特で、韓国版の“星一徹と星飛雄馬”のようでもあるのだから面白い。

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キム・ヨナとコーチの亀裂

ただ、韓国スポーツ界に存在するのは、理想的な“師弟関係”だけではない。