【男の韓国グルメ】会食人気NO.1「サムギョプサル」を極めた名店ベスト5

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【ニュース提供=スポーツ・ソウル】韓国ビジネスパーソンの会食で最も食べられる料理は、サムギョプサルだ。

サムギョプサルとは、赤身と脂肪が層になった三枚肉(サム=数字の3)、つまり豚バラ肉のこと。豚バラ肉を焼いて、野菜やネギを添えて食べる韓国料理の代表格といえるだろう。

年下が焼いた豚肉を見守る必要があるという欠点はあるものの、ビールや焼酎との相性は抜群。香ばしい肉の香りを楽しむことができるサムギョプサルの名店を5つ紹介する。

孝子洞(ヒョジャドン)モッコギ【효자동목고기】

注意事項がある。店名は「孝子洞モッコギ」だが、ソウルの孝子洞にあるわけではない。鐘路(ジョンロ)3街(サムガ)の裏通りにある。

旨い済州産の豚肉を提供することで知られる店だ。豚肉を愛し、研究熱心な兄弟が経営している。

店名でもある「モッコギ」は、豚の首周りの肉を意味するのだが、とにかく分厚い。その厚みのある肉を熟成させることで、小籠包のような熱い肉汁を含んでいる。サムギョプサルよりタンパク質の多いモッコギは、より濃い味を感じさせる。

モッコギ

赤身と脂身が鮮やかなオギョプサル(ばら肉を中心に皮からカルビまでをとった豚肉。オは数字の5)もあるし、カブリサル(背中肉)もある。オギョプサルは歯ごたえと柔らかな味がコラボレーションして幻想的とさえいえる。カブリサルは見た目で周囲を圧倒する。

カブリサル

孝子洞モッコギでは、サムギョプサルにアンチョビを添えて食べられるところもいい。初めは純粋に肉の味を楽しむ。次に、スペイン産のアンチョビを添えて食べる。新しいサムギョプサル体験ができるはずだ。

●住所
19, Samil-daero 20-gil, Jongno-gu, Seoul, Republic of Korea

●営業時間
月~土曜:17:30-22:00
日曜:定休日

●メニュー
モッコギ(200g):1万6000ウォン
オギョプサル(200g):1万6000ウォン
アンチョビ:6000ウォン
キムチチゲ(小):9000ウォン

ナリウィチプ【나리의 집】

昔からホットな店だ。ソウル梨泰院(イテウォン)を訪れるグルメな人は、皆この店の肉を食べた。梨泰院がナイトクラブの名所として注目を集めた当時から、ナリウィチプは有名だった。明け方に美男美女が訪れる。

サムギョプサル

冷凍サムギョプサルだが、赤ピンクの肉は見た目もいい。開業時から変わらぬビジュアルだ。こんがりするほど焼いて食べてこそ、冷凍サムギョプサルの長所を生かせる。しっかり焼けば油が流れて、カリカリとした食感が生まれる。

サムギョプサル

ごま油で作ったタレもこの店の魅力だ。誰もが注文するというチョングッチャン(納豆汁)とキムチチゲも味わっておきたい絶品メニューだ。

●住所
245, Itaewon-ro, Yongsan-gu, Seoul, Republic of Korea

●営業時間
月~土曜:14:00-04:00
日曜:16:00-04:00

●メニュー
サムギョプサル:1万3000ウォン
チョングッチャン:7000ウォン
プデチゲ:1万4000~2万ウォン
タコ炒め:9000ウォン

コギドクッスミョン【고기도국수면】

ソウル望遠洞(マンウォンドン)の郵便局交差点の近くにある「コギドクッスミョン」は、豚肉が自慢の店だ。多くの人は店名を略して「コス」と呼んでいる。

この店の看板メニューは、珍しい「生サムギョプカルビ」だ。これは骨付きバラ肉のことで、スペアリブを意味する。脂身がくまなく広がっており、カルビよりも柔らかくて香ばしい味が魅力だ。

生サムギョプカルビ

注文と同時に素焼きが始まり、しばらくするとあばら骨に分厚い肉がついたスペアリブが網に載る。表面がある程度焼けると、どころからともなくオーナーが現れて華やかなハサミを披露。別名「糸の網」と呼ばれる同店の金網には、肉がくっつかない。慣れた手つきで骨を取り除き、肉を食べやすく切ってくれる。

生サムギョプカルビ

絶妙な火力で焼いた肉は、表面はこんがりしているが、中は柔らかくジューシー。あふれ出す肉汁の香りは最高だ。

●住所
95, Donggyo-ro 9-gil, Mapo-gu, Seoul, Republic of Korea

●メニュー
センサムギョプカルビ(200g):1万2000ウォン

トジョク【도적】

ソウル麻浦区(マポグ)聖水(ソンス)駅から弘大(ホンデ)に上る狭い道に「トジョク」という店がある。店名の意味は“泥棒”。「客の好みを盗む」という自信から付けられた名前だ。開店14年となり、今では弘大通りの名物と化した。

看板メニューは「コチュジャン・サムギョプサル」と「カル・サムギョプサル」だ。女性が好む甘辛さ、そして香ばしさを同時に味わうことができる。

コチュジャン・サムギョプサル

「コチュジャン・サムギョプサル」の特徴は、熟成ソースにある。コチュジャンにパイナップルとたまねぎなどを混ぜて3日間熟成させる。肉も3日間、冷蔵熟成させておく。

3日後、テーブルに置かれるソースの深い味が熟成した肉になじむ。サムギョプサル特有の脂臭い匂いはしない。あらかじめ用意されたサンチュとニンニクを混ぜて食べることもできるが、そのまま食べてもよだれが出る。思わずワインを注文しくなるほど高級で、味わい深いサムギョプサルだ。

「カル・サンギョプサル」は、肉に精密な隠し包丁を加えている。こちらも肉を3日間熟成させる。味は、香ばしさ100%だ。

●住所
3, Eoulmadang-ro 5-gil, Mapo-gu, Seoul, Republic of Korea

●営業時間
火~日曜:17:00-02:00
月曜:定休日

●メニュー
コチュジャン・サムギョプサル:1万5000ウォン
カル・サムギョプサル:1万5000ウォン
キムチカルクッス:5000ウォン
ビビンクッス:5000ウォン

イチュンチプ光化門店【교대이층집 광화문점】

一言で会食にぴったりの店だ。広くて天井の高い店内で、多くの人が仲良く肉を焼くことができる。そうはいっても、2~3人で楽しむのも悪くない。

薄紅色のきれいな豚肉は、“花肉”と呼ばれる。この店の豚肉は、まさに本物の花のようだ。教大(キョデ)に本店があり、光化門(クァンファムン)にも店を出した。プレミアムなサムギョプサルを誇る。

コッ(花)サムギョプサル

薄く切った雌豚のサムギョプサルと、サービスで出てくる海鮮鍋があれば、他には何もいらない。

新鮮な冷凍肉を丸く巻いて凍らせ、薄く切ればピンクの「コッ(花)サムギョプサル」だ。網に載せて一度ひっくりかえせば、こんがり香ばしい味が口の中で花咲く。お好みで塩やタレをつけてワサビを添え、ネギサラダを載せて食べる。ナムルと食べてもいい。肉厚のトンセン・サムギョプサルも人気だ。

コッ(花)サムギョプサル

白菜とワタリガニ、ムール貝などを入れて煮出した海鮮鍋は、サービスにするにはもったいないほど。

●住所
95, Sambong-ro, Jongno-gu, Seoul, Republic of Korea

●営業時間
月~日曜:11:00-23:30

●メニュー
トンサムギョプ(180g):1万4000ウォン
コッサムギョプ(150g):1万4000ウォン
カブリサル(150g):1万3000ウォン
トンモッサル(180g):2万3000ウォン

※文中のお店の住所やメニューはS-KOREA編集部調べ

(構成=呉 承鎬)