日本と韓国の大富豪は何が違う? 億万長者の成り立ちに見る韓国の経済格差

Pocket
LINEで送る

それは日本の富豪たちは皆、自身が実質的な創業者であるのに対し、韓国の人物たちは相続によって富を得た財閥2~3世という点だ。日本の富豪を自らの経営手腕で成り上がった“自力型”と表現するならば、韓国の富豪は親世代から財産を引き継いだ“相続型”といえるだろう。

韓国がいかに特異かは、他国と比較すれば明らかだろう。トップ10にランクインした大富豪はすべて自力型の人物で、日韓と同じ北東アジアの中国の富豪も29人中、28人が自力型だ。ランキング全体を見渡しても、自力型の富豪が65%を占めている。

韓国の富豪に自力型が皆無なのは、いかに韓国が生まれながらの格差を抱えている国なのかを端的に表しているとの指摘が絶えない。

なかでも多いのは、起業を後押しする社会制度が貧弱という点。

実際に、韓国貿易協会国際貿易研究院の2015年12月の報告書によると、韓国の大学生・大学院生のうち、起業を希望するのは6%にすぎなかった。

自ら築いた財貨ではないためか、韓国の富豪たちは社会貢献に対する意識も低いそうだ。