韓国スポーツと兵役⑥世界で活躍するトップ選手も強制帰国を余儀なくされる現実

Pocket
LINEで送る

(写真提供=SPORTS KOREA)男子ゴルフのペ・サンムンも兵役のためにアメリカPGAツアーの出場を中断した
(写真提供=SPORTS KOREA)男子ゴルフのペ・サンムンも兵役のためにアメリカPGAツアーの出場を中断した

【前回】別名・尚武(サンム)と呼ばれる国軍体育部隊とは何か

国軍体育部隊や警察庁への入隊が叶わなかった選手たちはどうするのか。残された道はひとつしかない。延期申請を出して、兵役の時期を遅らせる方法だ。そして、そのために多くの選手が大学に通い、プロになっても通信制の大学や大学院に籍を置くようにしている。

現在の兵役法では4年制大学なら満24歳まで、大学院なら満28歳まで兵役を延期することができるのだ。

最近は尚武や警察庁にも入隊したくないとの理由でこの処置を選択する若手選手が増えている。というのも、尚武や警察庁では競技に専念できるが、プライベートで制約が多く、個人の自由が奪われてしまうからだ。

だが、この方法は先送りしたにすぎず、兵役問題が完全に解決したとは言いがたい。