毎年500人前後が懲役刑…もしも韓国の芸能人が兵役を拒否したら?

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実は、韓国でもこの制度の採用を検討してきたのだが、最終的には国防意識の低下を招くという理由で採用しなかった。

その結果、いまも毎年500人前後が入隊せずに服役している。

芸能人の場合は、人気商売だけに、もしも兵役を拒否した場合のダメージが大きすぎる。「男子として国を守る気持ちがない」とみなされて、徹底的なバッシングを受けてしまうだろう。

つまりは、芸能界で生きていけなくなる。

とはいえ、自らの良心に従って入隊を拒んでいる人を監獄に入れることが国家として取るべき道なのかどうか。

今後、ボランティア活動などで兵役を代替する制度の再検討を文在寅政権が取り組む可能性が高い。

(文=康 熙奉)

康 熙奉(カン・ヒボン)
1954年東京生まれ。在日韓国人二世。韓国の歴史・文化や日韓関係を描いた著作が多い。主な著書は『知れば知るほど面白い朝鮮王朝の歴史と人物』『徳川幕府はなぜ朝鮮王朝と蜜月を築けたのか』『悪女たちの朝鮮王朝』『宿命の日韓二千年史』『韓流スターと兵役』など。最新刊は『いまの韓国時代劇を楽しむための朝鮮王朝の人物と歴史』

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