韓国人Jリーガーが率直に語った!!「Jリーグのクラブはファンとともにある」

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(写真提供=sportalkorea)オ・ジェソク
オ・ジェソク(以降、オ):水原三星でプレーしているとき、(ファンとともに時間を過ごす)ファン感謝デーと近所の大学に行ったことぐらいしか記憶していない。主に試合に出場しない選手たちが活動したが、カテゴリーが決まっていて特別それ以上のことはないと認識していた。けど、ガンバ大阪ではチーム全体として参加する活動が13もある。何名かの選手がグループになって行なうものや、選手1名で行なうものもある。選手一人当たり20回ほどは活動する。

ファン・ウィジョ(以降、ファン):城南FCでは特に大きな行事はなかった。ガンバ大阪に来たとき、大きな行事やファンを身近に感じる行事などが多く、特別だと感じた。地域で活動するので多くのファンが行事にやってくるし、選手たちとの距離も近くなる点が良い。まだガンバ大阪に来て日が浅いが、選手全員が社会貢献活動を重要に思っている。そういうことが、スタジアムの雰囲気にもつながっていると思う。

チョン・ソンリョン(以降、チョン):川崎フロンターレはホームスタジアムの近くにある多摩川の河川敷を掃除して10年目になる。選手とファンが一緒になってゴミ拾いし、雑草刈りもする。ファンたちとグループを作り、疎通するイベントでもある。選手だけがするのではなく、ファンたちと一緒に行なう楽しみもある。

――Kリーグでの社会貢献活動との違いは? 両リーグを比較すると?

オ:水原三星はファンの規模が大きくファンを大事にする。江原FCに所属していたとき、女子高校を訪問してサッカーをしたり、地域行事に参加する一環としてコーヒーを作るイベントにも参加した。ガンバ大阪はチームがリードし、その中で市民たちとふれあう。活動の種類も多様だ。最初は小学校を訪問する活動をして観客が増えるだろうかと考えていた。僕がガンバに来た1年目には、パナソニック・スタジアム建設費用のための募金活動もした。親会社からの支援以外に、建設費の30〜40%を募金で賄った。そういう面一つを見ても、地域行事が重要だと感じる。

(写真提供=sportalkorea)ファン・ウィジョ
ファン:城南一和から城南FCになる過程までを選手として見守った。城南FCになってから城南市がクラブを運営するようになったので、市と関連する行事に選手たちが参加した。ここ(ガンバ大阪)では、チームが主催する行事に人々がやってくる。何か特別な心構えで来るわけではなく、自然とやってくる。募金活動も自然に行なわれた。ファンたちは自分たちが募金したお金でスタジアムが作られたから、より誇りを持ってスタジアムにやってくる。一方、韓国は毎試合スタジアムに来る方々もいらっしゃるが、1回ずつ何か心を決めてスタジアムに行かなければならないという感じがある。そういう部分が改善されれば、観客が自然とスタジアムに足を運ぶようになり、発展するのではないかと思う。

チョン:いろいろと多様な活動を地道に行なっている。毎年しっかり行ない、ファンと一緒に行なうイベント、広報活動が多い。水原三星に所属していたとき、地域のレストランに行きサービングをしたが、お店にいた多くの人々が喜んでくれた。アイデアをたくさん出して、ファンと一緒にする行事を多く行ったほうがいい。川崎フロンターレではいつも驚かされることが多い。

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――どんなところに驚かされる?