聖火台・鳩焼死事件、ボクシング“インチキ金メダル”、そしてドラマ『応答せよ1988』

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『応答せよ1988』の韓国ポスター
『応答せよ1988』の韓国ポスター

韓国でヒットした話題のドラマ『応答せよ1988』。日本でも2016年9月から『Mnet』で放映されているが、このドラマは、いわば韓国版の「三丁目の夕日」。韓国社会はまだまだ混乱しているし、いろんな面で遅れているが、人情があり、活力があった時代だった。

私は留学時代も含め、長年韓国をみているが、1980年代終盤から1990年代初めにかけての韓国が、様々な意味で、一番面白い時代であったと思う。ドラマのBGMで流れる当時の歌は、作り込まれた今の歌に比べ、緩い感じはあるものの、歌詞が大事にされ、心に響く。

鳩はなぜ聖火台で焼け焦げたのか

ドラマは、ソウル五輪開幕をまじかに控えた、ソウル北東部の町・双門洞から始まる。主人公の女子高生、ソン・ドクソンは、ソウル五輪の開会式で、マダガスカル選手団のプラカードを持つことになっていたが、大会直前になって不参加を表明(北朝鮮との関係を意識したもの)。ドクソンは、急遽ウガンダ選手団のプレカードを持つことになった。